電気の市場価格プチ上昇中!
おひさまが出ている時間に電気を使おう
またまた電気の市場価格高騰中!
2021年10月あたりから、電気の市場価格(日本卸電力取引所のスポット価格)が「プチ上昇」しています。
昨冬のような大高騰ではありませんが、平均価格で通常の2倍あたりで高止まりしており、じわりと経営にダメージを与えています。
「発電原価調整額」を暫定措置として「0円/kWh」にさせていただきます
他社の「燃料費調整額」とGPPの「発電原価調整額」に逆転が起きて、GPPの値引額の方が大きくなりましたとお伝えしたばかりで大変心苦しいのですが、2021年12月ご使用分(2022年1月請求分)から、暫定措置として「0円/kWh」とさせていただきます。
なんとか当社の経営基盤を確保するためであり、どうかご理解をお願い致します。
詳細はこちら⇒https://www.greenpeople.co.jp/information/6815/
GPP電気の大部分はまだFIT発電所の電気
当社が調達している再エネ電気の大部分は、まだFIT電気です。
FIT電気は市場調達しているわけではなく、送配電事業者から「特定卸供給」という形で新電力に供給されます。
特定の発電所と当社の間に契約があることが前提ですが、その仕入れ価格は「市場価格連動」というのが現在の日本の制度です。
つまり、市場価格が高騰すると、その価格が再エネ新電力に適用されます。だから市場価格高騰は、GPPにも大打撃を与えるのです。
2022年の夏以降には、非FIT発電所が当社電気の半分以上を占めることを目標として「電源開発」をしておりますが、それでもなお朝と夕方の電気の価格上昇には対応できません。
前日に発表される仕入れ価格をチェックして、明日の予定を立てよう
さて、この日本卸電力取引所(JEPX)の電気仕入れ価格は、前日に知ることができます。http://www.jepx.org/market/
下記グラフは東京でも大雪が降った 2022年1月6日(木)の市場価格の動きです。
8:30と17:30に顕著なピークがあります。
この価格の意味は、この時間帯の周辺では小売電気市場の電気が「売り切れ」になっていることを示しています。
前日にはこのグラフが公表されますので、例えば「明日は10:00~15:00の間に洗濯・掃除、夕飯の支度まで済まそう」という予定が立てられます。
おひさまの出ている時間に必要な電気を使う生活をしよう
そこで、GPPはユーザーの皆さんの消費行動でこの時間帯の電気消費量を減らしたいと考えました。
これを「ユーザーDR」と名付けました。DRとはデマンドレスポンス、需要側で対策をするという意味です。
朝夕の高い時間帯にはできるだけ電気を使わず、価格の安い昼間(正午前後)に使おうというわけです。わざわざ高い時間の電気を使わないで、おひさまの出ている時間に必要な電気を使う生活をしてみませんか?
HPでも日々公開中
明日の市場価格と、ちょっとしたアドバイスをHPトップページでもお知らせしています。
ぜひ、チェックして、太陽とともに賢く暮らしましょう。
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