第5回公募増資へのご協力御礼
JEPX(日本卸電力取引所)の市場価格高騰に対処するための緊急公募増資に、たくさんのご協力ありがとうございました。申込額は、総額で1370万円となり今回も危機を乗り切ることができました。
4月からはインバランス料金制度が変更され、基本的に調整電源の発電原価程度に抑えられることが決まっています。そのためか、市場価格高騰も少し落ち着いてきています。
まだ安心はできませんが、皆さまのおかげで事業が継続できることをご報告いたします。
この場を借りて心からの感謝を申し上げます。
すでに進めておりますが、当社の対策は、この4つです。
1)市場価格の影響を受けない「非FIT再エネ」発電所との契約拡大
2)消費行動でご協力いただく「ユーザーDR※1」
3)発電原価調整額の実質値上げ
4)市場価格高騰時の消費量を減らすVPP※2の構築
※1 DR(デマンドレスポンス)とは?
消費者(ユーザーさま)側で市場価格が高騰する8時前後と18時前後の消費量を抑えていただいたり、市場価格が一番安いお昼頃に電力消費を集中していただくなど、電力を消費する時間帯を意識してずらしていただくこと。
※2 VPP(バーチャルパワープラント)とは?
送電側の需要を減らすために、需要側でピークシフト(電力を消費する時間帯をずらすこと)する仕組み。例えば昼間の太陽光発電の電気を蓄電池に貯めて夕方から使えば、その間は送電線からの電気を不要にすることができます。そんなユーザーが1000件集まると「1MW(メガワット)」級のVPPになります。
発電所の増強もVPPの構築も資金が必要となるものであり、今後とも投資を含め、お願いすることになると思いますが、どうぞご協力をよろしくお願い致します。
電気のお申込みはこちらから