「発電原価調整制度」の導入と「燃料費調整額」の徴収廃止
2020年02月16日
発電原価調整制度」の導入と「燃料費調整額」の徴収廃止
グリーンピープルズパワー株式会社は、正式な小売登録に伴う「電気供給約款(低圧)【PDF】」に際して、これまで電気料金として徴収していた「燃料費調整額」を徴収しないことにしました。当社は、再生可能エネルギー中心の電気をお届けする電力会社であり、石油価格のリスクをユーザーに負担させるのはおかしいと考えたためです。
日本の電気は8割が化石燃料です。100%輸入で、石油メジャーや国際紛争、そして地球温暖化の進行によって価格が乱高下します。その価格変動のリスクを軽減する目的で作られたのが「燃料費調整制度」です。化石燃料の価格変動リスクは本来、燃料を調達している個別企業が負うべきです。それを全電力消費者に負担させるのは公正な仕組みではありません。
しかし、ここのところマイナスとなっている「燃料費調整額」を廃止するとユーザーのみなさまの電気料金がわずかですが高くなってしまいます。そこで代わりに「発電原価調整額」というものを作りました。これは、再生可能エネルギー電源となる卒FIT、非FIT電気の調達で、当社の電気仕入れ価格が高くなる分を市場価格から差引く制度です。
「発電原価調整額」は、当社が独立供給を開始する2019年12月の電気供給から適用しますが、算定の根拠となる「過去の調達価格」が3ケ月を経なければ発生しないため、2月請求分からの3ケ月は経過措置として-2円/kWhを適用させていただきます。
当社は、これからも既存の電力料金システムに果敢に挑戦してまいります。
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