発電と需要の「見える化システム」

【操作ガイド】:https://drive.google.com/file/d/1ADl2K6r-4HLJ8qHCoAtc2n0KGxGnntjL/view?usp=sharing

GPPの「見える化システム」について

調達する太陽光発電と風力発電の電気「発電量(受電量)」と
その日に契約者(ユーザー)が使用する電気「需要量(供給電力量)」を
わかりやすくグラフにしました。日にちは選択式になっています。

グリーンピープルズパワー(GPP)が電気を調達している自然エネルギーの発電所はFIT(風力と太陽光)、非FIT太陽光、卒FIT太陽光の3種類です。図1のグラフのように、4月13日から20日までの1週間を見ると、発電量(受電量:赤い線)が需要量(供給電力量:青い線)を大きく上回っているのがわかります。発電量のグラフが上に大きく伸びているのは昼間で、太陽光発電が存分に発電しているからです。

図1:GPPの4月13日から4月20日までの発電と需要の比較

*期間表示を出すには、求める期間の設定が必要です。設定方法は【操作ガイド】をご覧ください。
*【操作ガイド】:https://drive.google.com/file/d/1ADl2K6r-4HLJ8qHCoAtc2n0KGxGnntjL/view?usp=sharing

昼間は非FIT・卒FIT太陽光発電100%

図1のグラフでは、濃い青緑色が「非FIT発電所」の電気、薄い青緑色が「卒FIT発電所」の電気です。クリーム色が「FIT:風力と太陽光の発電所」です。「非FIT」と「卒FIT」だけで需要量(供給電力量)の2倍以上、「FIT」も入れると、需要の3倍以上の発電量(受電量)があることがわかります。つまり、ほぼ毎日、昼間の電気は「非FIT・卒FIT」100%になっていることがわかります。

FIT発電所は、政府の再エネ特措法により「設備認定」され、特別なFIT価格で一定期間電気を買い取られる発電所です。安定的な収入が約束される代わりに、再エネ賦課金と引き換えに、CO2を排出しないなどの「環境価値」を放棄している発電所です。この発電所の電気を需要家に供給しても、需要家は「CO2ゼロの電気」を使ったことになりません。

しかし「非FIT・卒FIT」発電所は、この認定制度の恩恵を受けておらず、電気の需要家は「CO2ゼロ」の電気を使うことができます。したがって「非FIT・卒FIT」の電気は、気候危機など環境へのインパクトが小さい貴重な電気であると言えます。

GPPの電気を使えば環境価値を生かせる!

当社は2021年からの市場価格高騰を受けて、仕入価格が市場価格と連動するFIT発電所への依存度を減らし、非FIT・卒FIT発電所に比重を置く「脱FIT・脱市場プログラム」を実施してきました。その結果、非FIT・卒FIT発電所が大きく増えて、図1のグラフのように、昼間はほぼ常に「非FIT・卒FIT」つまりCO2ゼロの電気をお届けしている状態となりました。当初の予想を超えて昼間には、この貴重な「非FIT・卒FIT」電気が余り、JEPX(日本卸電力取引所)に販売する状態となっています。JEPXでは環境価値をカウントしませんので、JEPXに販売した電気は、石炭や天然ガスの電気と同じ環境価値のない「ただの電気」になってしまうのです。

非FIT・卒FITの貴重な電気を「ただの電気」にしてしまうのは、とても悲しくもったいないと感じています。そこでGPPの「見える化システム」を使って、実際に状況を確認していただきたいと思います。そして、この貴重な「環境価値」の高い電気を必要とする方に使っていただきたいと考えています。

「非FIT非化石証書」も発行します

ぜひGPPの昼間の電気を使ってください。GPPが調達する「非FIT・卒FIT」電気については、今年度(2024年度)から「非FIT非化石証書」も発行します。化石燃料の電気に「証書」を貼るのではなく、再生可能エネルギーの電気そのものであることを証明する「証書」となります。

貴重な当社の電気を、RE100を目指す企業、工場、お店などなど、地球温暖化対策を意識し取り組んでいるみなさんに使っていただきたいと思います。

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