「非化石証書」って何?
言葉からは、「化石燃料から作った電気ではない、したがってCO2は出さない」ということを証明する証書と読めますが、額面通りではない問題課題が山積みです。
■再エネの証明なら再エネ証書と言えば良いのに「非化石」
これは原発が含まれるから!
原発証書では売れないので、オブラートに包んで隠している。
■種類がたくさんでわからない
①FIT非化石、②非FIT非化石(再エネ指定)、③非FIT非化石(再エネ指定なし)など。
その対象も②の中には卒FITもあれば大型ダム水力もある。③には原発、ゴミ発電もある、ゴミ発電はプラスチックを燃やしていても「非化石」だって!
■古い発電所に追加利益
原発もダム水力も運転開始から何十年も経ってコスト回収が終わっているのに、証書収入で追加利益が発生する。(本当は新しい再エネ発電所を生み出すための制度だったが、ねじ曲げられている)
■石炭の電気に貼ったら再エネ
発電源の電気と証書価値が別々に取引できるのが日本の制度。
石炭の電気にFIT非化石証書を貼って「再エネです」とか、石炭の電気に原発の「非FIT非化石証書」を貼って「CO2ゼロです」ができてしまう。変なの!
こんなことで良いのでしょうか。
したがって当面、GPPは非化石証書を使いません。
どんな発電所から調達しているかは、すべて皆さんにお見せしています。
FIT発電所と非FIT発電所がありますが、どれも再エネです。
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