<署名は3/31まで!>でんき市場価格高騰の実態解明と公平なしくみを求めます
当社が参加しているパワーシフト・キャンペーンの運営委員会が発信者となり、でんき市場価格高騰の実態解明と公平なしくみを求めるオンライン署名がスタートしました! 〆切3月31日(水)24:00
署名はこちらから⇒ http://chng.it/K2gpsLZcZh
概要
再エネ普及に大きなカベ?!
でんき市場価格高騰の実態解明と
公平なしくみを求めます
経済産業大臣 梶山弘志様
政改革担当大臣 河野太郎様
パワーシフト・キャンペーン運営委員会
2020年12月下旬から1月中旬にかけ、電力の市場価格が異例の高騰となりました。
原因のひとつは天然ガスの在庫不足でしたが、エリア間の融通などにより「日本全体での電力不足」は回避されました。
一方で、大手電力などから電力市場への供給量がしぼられたことで、電力市場価格が高騰しました(*1)。また市場価格に連動しているFIT電気の仕入れ価格も高騰し、その打撃を一番受けたのが、再エネ新電力や地域新電力でした。
この状況下で「やはり原発が必要」「石炭火力さえも必要」という声が、産業界からはあがっています。しかし、これは本末転倒です。エネルギー使用量大幅削減を前提に、様々なかたちの再生可能エネルギーこそ、もっと導入してリスクを回避していくことが、今求められています。
また、大手電力会社と新電力、とくに再エネ供給をめざす新電力との間に大きな格差、不平等な状況があり、「電力システム改革」のなかでも、むしろこの格差が温存・拡大される制度がつくられています。
持続可能な再生可能エネルギー社会への方向転換を望む市民として、以下要請します。
1.今回の電力市場価格高騰の実態解明と、再発の防止を求めます
電力市場価格高騰の原因は、市場の未成熟にあったと考えられます。データをすべて公開し、実態の解明を行い、再発防止のための施策を徹底してください。
2.消費者に不公平がないように、何らかの緊急対応を
電力市場価格高騰により、一部の消費者や再エネ新電力会社に極端な負担が出ています。対処をすべて電力会社に負わせるのではなく、政府としても何らかの緊急対応を行ってください。
3.再エネ拡大につながる電力システム改革を
現状の不公平な電力制度は、再エネ新電力に大きな打撃を与えており、今後再エネの拡大を阻害することが懸念されます。再エネ拡大につながるかたちへ、電力システム改革のあり方を再度見直してください。
*1 電力市場価格は通常は平均で10円程度、高くなる時間帯でも50円程度でしたが、2021年1月中旬には、250円を超える時間が発生するほど高騰しました。
<参考情報>
・電力市場価格高騰で、再エネ系新電力が危機的状況!消費者としては何ができるの?(2021年1月22日、パワーシフト・キャンペーン)
https://power-shift.org/210122_jepx/
・2月5日開催:なんでこんなに高くなった!?でんき市場価格 高騰の裏側トーク(資料・録画あり)
https://power-shift.org/210205_event/
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