主催:act beyond trust
7/31(土) オンラインイベント「市民と海でつながる東アジア~放射能汚染水海洋放出と近隣諸国の市民社会動向」
福島第一原発からの放射能汚染水海洋放出をめぐり、日本国内だけでなく東アジア近隣諸国の市民からも強い懸念が表明されています。
そこでFuture Dialogueの第1回は、FoE Japan事務局長の満田夏花さんをお招きし、汚染水処理をめぐる現状と問題点について解説いただくとともに、これまで「東アジア地球市民村」(2014~2015年度企画助成)の開催などに携わった中国出身の朱惠雯(Fancy/ZHU Huiwen)さん、台湾の脱原発を方向づけたNGO緑色公民行動連盟の元メンバー陳威志(TAN Uichi)さん、そして韓国在住で日韓市民社会交流に取り組み、現在はabt理事でもある曺美樹(CHO Misu)さんには司会・進行役も兼ねながら、東アジアの市民社会動向についてお話を伺います。
助成部門に「エネルギーシフト」と「東アジア環境交流」を持つabtならではの視点でこの問題をとらえ、未来に続く対話の場を開きたいと思います。
日 時:2021年7月31日(土)14:00〜16:00
開催形態:zoomによるオンライン方式(すべて日本語)
申込方法:https://www.actbeyondtrust.org/abt10th-top/#fd01
申込締切:7月29日(木)17:00
参 加 費 : 無料
【プログラム】
14:00~14:05 開会あいさつ(星川淳/abt代表理事)
14:05~14:20 汚染水処理をめぐる現状と問題(満田夏花/国際環境NGO FoE Japan事務局長)
14:20~14:35 中国と台湾と韓国の市民社会からの報告(朱惠雯〈Fancy/ZHU Huiwen〉/日中市民社会ネットワー ク事務局長、陳威志〈TAN Uichi〉/台湾の環境NGO「地球公民基金」兼任研究員、曺美樹〈CHO Misu〉/abt理事)
14:35~15:15 ディスカッション 進行:曺美樹(CHO Misu)
15:15~15:40 質疑応答
15:40~15:50 abtよりお知らせ
15:50~15:55 閉会あいさつ(李妍焱〈LI Yanyan〉/abt理事)
【プロフィール】
◆満田夏花/国際環境NGO FoE Japan事務局長
地球・人間環境フォーラム主任研究員を経て、2009年よりFoE Japanにて、日本の資源調達や開発援助が発展途上国などに及ぼす影響について取り組む。2011年3月11日を境に、原発事故被害者の権利や生活再建、脱原発をめぐる運動に従事。
◆朱惠雯(Fancy/ZHU Huiwen)/日中市民社会ネットワーク事務局長
上海出身。2001年に来日。留学中、東アジアの環境活動に参加。卒業後、仲間と「日中市民社会ネットワーク」を立ち上げ、環境・高齢者・災害支援などをテーマに、人材育成や民間の交流事業を企画・実施。2014年から環境・平和イベント「東アジア地球市民村」をコーディネート。
◆陳威志(TAN Uichi)/台湾の環境NGO「地球公民基金」兼任研究員・日台翻訳
一橋大学社会学研究科博士課程在籍中。現在台湾在住。大卒後、台湾の環境運動団体に就職し、脱原発・エネルギーシフトについて取り組んでいた。その間、日本の住民運動団体との交流があり、それを機に日本留学を。以来、台湾と日本社会の相互の理解を深めるための交流、取材、研究、翻訳に携わってきた。3.11以降は原発事故の後始末、食の安全や復興の現状に関する取材で何度か福島に足を運んだ。
◆曺美樹(CHO Misu)/abt理事・日韓翻訳&ラジオパーソナリティ
日本で国際交流NGOのスタッフとして従事後、現在は韓国在住。韓国ニュースの翻訳、日韓の市民社会活動をつなぐ交流のコーディネート、平和教育に関する活動に関わる傍ら、KBS World Radio 日本語放送「土曜ステーション」のパーソナリティーを担当している。
▼act beyond trust 10周年記念
公正で持続可能な社会づくりのこれからを考える連続企画
【お問合せ】
grant@actbeyondtrust.org (担当: 八木)
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