発電原価調整額変更のお知らせ
いつもグリーンピープルズパワーをご支援くださり厚く御礼申し上げます。
代表取締役の竹村英明です。
市場価格の平均価格上昇は、6月に入ってむしろ勢いを増しています。
6月20日以降は25円/kWhを超える勢いとなり、25日、26日の土日は40円/kWh超え、27日にはピークで80円/kWhを超え、平均でも50円/kWhを超えました。
このままでは売上から仕入れ価格すら払えない状態となります。
できる限り市場価格上昇を価格転嫁しないようにと努力を重ねて参りましたが、もはやこの市場価格から当社経営を守る方法は電気料金の値上げしかありません。
大変申し訳ありませんが、発電原価調整額の大幅値上げを致します。
2022年8月請求分(6~7月使用分)より、暫定措置として発電原価調整額を「10円/kWh」とさせていただきます。
値上げの判断は、下記の3つが理由となります。
1)公募増資は現時点で1300万円を超えるお申込みをいただいております。しかしながら期日の6月30日までに目標額3000万円の到達は難しいと思われます。
2)一般送配電事業者の東京電力パワーグリッド社から、託送料金やインバランス料金・FIT卸売電力料金の支払遅延があったことを理由に3540万円の保証金要求をされました。市場価格高騰への配慮がない、大変不当な要求であると思いますが、要求を拒否することは難しいと思います。
3)仮に上記不足額について資金繰りができても、仕入額が売上げを上回るという「逆ざや」状態は激しくなるばかりであり、これを回避することが第一であると判断しました。
これはあくまで一時的な手段です。
永遠に続けるものではなく、電力市場の正常化による「逆ざや」状態の解消がされ、そして当社が目指す「脱FIT・脱市場」の達成時には、発電原価調整額を下げることも可能になると思います。
どうぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
▼発電原価調整制度について
2022年6月28日
グリーンピープルズパワー株式会社
代表取締役 竹村英明
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