新電力として小売登録完了。いよいよFIT電源から特定卸供給開始へ

2020年01月30日

新電力として小売登録完了。いよいよFIT電源から特定卸供給開始へ

グリーンピープルズパワー株式会社（東京都新宿区、2017年２月3日設立）は、設立以来、小売電気事業者として再生可能エネルギー（以下「再エネ」）発電所からの電力供給を目指してきました。昨年9月に小売電気事業者として正式登録され（登録番号A0644）、この2月より、いよいよFIT電源の電気を供給する運びとなりました。

FIT電源は、当社兄弟会社であるイージーパワー株式会社が設置保有する太陽光発電所からとなります。先ずは、千葉県匝瑳市飯塚のソーラーシェアリング発電所の２基49.5kW×2）と山梨県北杜市大泉の１基（49.５kW）、合計148.５kWになります。最大発電量は150kW程度ですが、当社ユーザーの契約容量の合計は現在２MW程度あり、最大需要が100kWになることはないため、この３基で適当であると判断しました。

まだ、夜の供給が可能な再エネ発電はありませんので、小水力発電やバイオマス発電も順次調達していきたいと考えています。不足する電気については、当面は市場調達による電気で補いながら、初年度はFIT再エネ比率30％をクリアできるよう努めます。2021年度は、風力発電や小水力発電、バイオマス発電などのラインナップを整え、FIT再エネ比率で70％程度が達成できるよう頑張りたいと思います。

参考までに、イージーパワー株式会社の発電所の写真を紹介いたします。
詳しくはこちら⇒ https://www.greenpeople.co.jp/about/powerplant/

これまでは、東京電力エナジーパートナー株式会社に「特定供給」という形で電気を販売していました。当社の小売電気事業者登録に伴い、当社に電気を供給することになりますが、FIT再エネ発電所であるため、制度上いったんは送配電会社である東京電力パワーグリッド株式会社がFIT価格で買取ります。それを当社が市場価格に連動した価格で、東京電力パワーグリッド株式会社から引渡しを受け、当社ユーザーに供給します。（これは再エネ特措法に基づく「特定卸供給」という電気の調達方法となります。）

当社は今後もユーザー数の増加に併せて、イージーパワー株式会社を始めとする市民電力の発電所から、電気調達を増やしていきます。消費者の再エネ志向が大きくなるほどに、当社も再エネ発電所も大きくなります。

以上。

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